知っておきたいハゲの症状の種類「金属アレルギー」とは

自分の状態を正確に把握しておかないと適切な対策がとれませんので、ハゲの原因となるアレルギーのひとつである金属に関するものについても知っておくとよいです。
現代人はスギの花粉やハウスダストなど様々なものに対して反応が出る方が増えていて、なかでも金属に関しては強いアレルギー反応によって髪の生成へ影響を与えることが分かっていますので、自分のハゲが金属による影響によるものであるかどうかを把握しておくとよいです。

金属というとアクセサリーなど身につけるものによるかぶれと考えてしまいがちですが、金属が直接触れている部分だけでなく、髪の毛を作る部分に関しても影響を与えることが分かっていますし、許容量の個人差もあるため、だいたいの方で反応が見られないものであっても、なかには過敏に反応してしまう方もいて、そのような方のなかには、髪の毛が薄くなってしまう方がいらっしゃいます。
金属の影響によって反応が起きるのは、金属から金属イオンが溶け出すことによっておきますので、身に付けるピアスやネックレス、ブレスレット、ベルトのバックルなどといった物にも反応が起きますし、歯の詰め物に使われている金属に関しても反応は起きます。
溶け出した金属イオンには、体内のタンパク質と結び付きやすいという性質があるため、発毛に関係しているケラチンと結びつくという状態が起きてしまいますが、単純にここまでの状態で留まればハゲてしまうことはありません。
しかし、いったん溶け出した金属が許容量を超えてしまうと、強いアレルギー反応が生じることとなり、金属イオンと結びついてしまっているケラチンを異物と判断した免疫細胞がケラチンを攻撃するため、ケラチンが攻撃を受けて破壊されたことにより発毛そのものが止まってしまいます。
酷いときには、強いアレルギー反応によって脱毛が一気にすすみハゲてしまうことが分かっていますし、既にAGAなど他の脱毛症が発症しているような場合には症状の進行が早くなるうえ、AGAの治療をしても結果に結びつかず、脱毛が進行してしまうということが考えられます。
金属のなかでも薄毛に最も関係している金属はニッケルであることが分かっていますが、虫歯治療において多用されていた時期があるため、金属による強いアレルギー反応による毛髪退化現象が考えられるときの治療方法に関しては、まずは歯の詰め物に関するところから対応するということがあげられます。
現在、30代から40代を迎えられている方は、幼少時代の虫歯治療においてニッケルが多用されていたということがありますので、皮膚科で診断を受けてニッケルに対して反応が出るという診断を受け、それを歯科で伝えることでセラミックなどの反応が出ないタイプの詰め物に変えてもらうことができます。
金属による強いアレルギー反応によってハゲてしまっているときには、ニッケルを他のものに切り替えることで大きな効果が得られることが分かっていますので、金属アレルギーの可能性についてチェックすることと、金属アレルギーと診断されたときには歯の治療を受けることで薄毛改善の効果が期待できることを覚えておくと良いです。
強いアレルギー反応がなくても、弱い金属アレルギーがあることでAGAの進行が早くなってしまうことはありますので、弱い金属アレルギーをお持ちの方でも詰め物を変える治療とAGAの治療の両方を行うことで効果的な薄毛治療にしていくことができます。
また、AGAに関しては歯の治療とは別に積極的な治療を行うことも大切ですから、そこは忘れないようにしましょう。

ニッケルなど歯の詰め物の金属に反応してアレルギーによる脱毛を起こす方もいらっしゃいますので、診断を受けて金属に反応することが分かったら詰め物をセラミックなどに切り替える治療も受けて、効果的な薄毛治療をしましょう。

ハゲの症状の種類「分娩後脱毛症」とは産後に起こる

最近では男性ばかりでなく女性でも薄毛に悩む人が増えていますが、女性の場合は男性に起こる症状とは少し異なり、原因も対処法も違ってきますので、まずは自分がどのような原因によって薄毛になっているのかを考えて、それに合った適切な方法でケアを行わなければなりません。
女性の薄毛は大半が放っておいても改善されるものですし、万が一原因が分からなくても時間の経過と共に自然に抜け毛が治まってくることが多いので、ストレスを溜めこまずに様子を見守ることも重要です。
女性特有の薄毛の原因としては分娩後脱毛症というものがあり、これは出産後に急に抜け毛の量が増加して一気に髪の毛の量が減ってしまう現象を指しているのですが、産後はただでさえ慣れない育児に戸惑うことが多いので、それにプラスして髪の毛の悩みまで出てくるとストレスによって症状を悪化させてしまうことも少なくありません。

出産後に急に抜け毛が増えてしまうのには原因があり、女性ホルモンのエストロゲンが深く関わっていますので、ホルモンバランスの乱れを気にしておく必要があります。
しかし、ホルモンバランスの崩れというものは表立った症状が現れるケースばかりではありませんので、何の自覚もないまま抜け毛だけが増えていって不安を大きくしてしまうことが大半ですので、まずはホルモンバランスというものは正常な状態であっても常に多少の変化をしているものだということを覚えておかなければなりません。
女性の体は妊娠をすると女性ホルモンの働きを活性化させて分泌量を増やすために、髪の毛は長い成長期を迎え、通常なら抜け落ちる時期に入っても成長を続けるのですが、出産と同時に女性ホルモンの分泌量が急激に減ってしまうため、一時的に髪の毛の量が減ってしまいます。
つまり、妊娠中は抜け落ちるべき時期にきている髪の毛であっても成長を続けているので、出産後に抜け落ちる髪の毛のほとんどは通常なら既に抜け落ちているものであり、落ち着いて観察してみると妊娠前と総量はそれほど変わっていないケースも多いようです。
出産後に抜け毛が目立っていても、それは一時的な抜け毛であり、ホルモンバランスが落ち着いてくると少しずつ元に戻っていきますので、過度な心配は要りません。

出産をした後は、それまでとは全く違った生活になり、育児をこなすだけでも相当な変化を受け入れなければなりませんので、その他のことにはあまり頭を悩ませないようにすることが大切です。
また、産後のストレスの感じ方にはかなりの個人差がありますが、気にしていないように見える人でも些細なことが気になってしまうことも多いので、意識しなくても普段よりも敏感になっていることを自覚することも重要です。
万が一抜け毛が増えて気になってしまう場合でも、自然治癒するものだということを理解しておけばそれほど気に病むことはなくなりますし、普段通りの生活を心がけることも容易になります。
どうしても気になってしまうため治療方法に関して検討したいと考える場合は、強い薬であるステロイド剤などには頼らずに、育毛用シャンプーに切り替えたり、頭皮マッサージを行ったり、頭皮に負担をかけない程度の育毛剤を使用したりする程度に留めておいた方が無難です。
妊娠や出産は女性にとって大きなイベントであり、それによって普段よりも些細なことに反応するようになってしまうことも少なくありませんが、女性の薄毛や抜け毛の悩みの大半は特別な処置を行わなくても良くなるものですので、過度に反応せずに経過を楽しむくらいの余裕を持って過ごすことが重要であり、ストレスを溜めこまないようにすることが一番の対処法になります。

ハゲの症状の種類「薬の副作用による脱毛」とは~医師への相談が重要

脱毛や薄毛と聞くと、頭皮の状態が良くないこと、また血行不良などが起きていること、そして男性の方であれば男性ホルモンと特定酵素の作用、女性であれば発毛や育毛に対して大きな役割を持つ女性ホルモン分の分泌量の低下などが原因であると考える人は多いかもしれませんが、実はこうしたこと以外にも、脱毛や薄毛の大きな原因になり得るものがあり、それが薬の存在です。病気などの治療のために服用する薬の、その副作用によって脱毛や薄毛が発症すると言うことはとても多く、これはその薬に含まれている成分が病気を引き起こしている特定の細胞や菌に対して強い効力を持っているからこそ、その分、健康な細胞などに対しての影響力も大きく、また毛母細胞はこの影響を受けやすいために出てきてしまう症状なのですが、こうした薬の副作用による脱毛や薄毛は薬害性脱毛症とも呼ばれており、病気を治療するためには薬を使用しなければならない、また長期間、薬を飲み続けなければならない患者さんにとっては重い精神的な不安、ストレスにもなっています。全ての薬において、副作用として脱毛効果があらわれると言うわけではなく、また当然、症状出現の有無や程度には個人差があるのですが、実際に副作用として薬害性脱毛症が出たことが報告されている薬の一例は以下の通りです。

まずは抗ガン剤で、この脱毛効果は成長期にある毛に対して働きかける作用がとても強いため、発症すると毛母細胞の活動や発毛サイクルそのものの乱れにもつながってしまう可能性が高く、これは抗ガン剤が、活発に分裂を繰り返す細胞に対して影響を及ぼす作用が強いためで、特に成長期にある毛母細胞は発毛や育毛のために活発に細胞分裂を繰り返しているために、抗ガン剤の影響を受けてしまいやすいのです。
そして各種肝炎治療などの際に使用されるインターフェロン剤もそのひとつで、投与が開始されてから1~2ヶ月後に始まり、3~4ヶ月後には脱毛効果が顕著にあらわれることが多く、治療が終了すると多くは数ヶ月の内に元に戻るとされていますが、服用者の年齢が高い場合は、その回復は遅いとされています。

そして副腎皮質ホルモン剤、いわゆるステロイドと呼ばれるような、アトピーやアレルギー性による皮膚炎や炎症を抑えるために使用される薬や、てんかん発作を起こさないようにするための薬、抗てんかん剤にも脱毛効果が副作用としてあらわれることが報告されており、いずれも長期間にわたって薬を服用することで、副作用発症の可能性が高くなるとされています。そして抗パーキンソン剤や高脂血症用剤、ビタミンA製剤なども脱毛効果が認められている薬で、これらは成長期にある髪が抜けてしまう抗ガン剤と比較すると、休止期にある髪が抜けてしまうのが特徴で、またいわゆる市販の痛み止めなどの消炎鎮痛剤も、血管に働きかける作用があるため、場合によっては交感神経に緊張状態が強いられるため、そのことによって血行不良を招き、脱毛や薄毛と言った副作用があらわれることがあります。

薬の副作用による脱毛効果は、しかし、病気による治療が関係している以上、自分ひとりの判断で服薬を止めたり、その量を調節したりするのはとても難しいことですから、薬害性脱毛症の治療方法に関しては、まずは主治医への相談を行うことが重要です。健康を保つために薬を飲み続ける必要がある場合は、薬を中断したり、その量を減らすと言うのは難しいことですが、何種類かの薬がある場合は、その種類によっては副作用の症状が緩和されると言うこともありますから、その点も含めて、じっくりと話し合うことが必要です。また、病気の治療に意欲的に取り組むためにも、薬害性脱毛症の悩みを少なくすることはとても大切なことですから、服用している薬を見直すことが難しい場合は、医療用のウィッグを上手に利用して気分転換をはかると言うのもひとつの方法です。

なお、薄毛の根本の原因が薬の副作用か否かを見極めることは、素人では非常に難しいという状況があります。必ずAGAや薄毛の医療機関や病院の専門医に相談して判断を仰ぐようにしてください。また、AGA専門医は非常に多くの数が存在しています。正直あまりオススメでない悪徳なクリニックもあるのが事実です。こういたAGA口コミ比較サイトで、しっかりと通院患者の口コミや評価をチェックした上で、全てを任せられる医師がいるのか、病院なのかをしっかりと見極めましょう。

髪の毛のハゲの症状の種類「男性型脱毛症(AGA)」とは

薄毛の原因にはさまざまな理由がありますが、その中でも特に男性の薄毛に多いのが男性型脱毛症による髪の毛の抜け毛で、このタイプの症状は前立腺癌とも大きく関係していることが研究でわかっており、この男性型脱毛症は英語ではandorogenetic alopeciaと呼ばれており、これを日本語に正確に訳すると男性ホルモンによる脱毛症という意味になりますが、実際にこの種類の脱毛はホルモンの分泌が抜け毛に大きく影響しています。
この種類の脱毛症になった場合には、髪の毛の頭頂部の生え際の部分から抜け毛が進行し、多くの場合、アルファベットのMのような形状に抜け毛が進行するのが特徴で、この男性型脱毛症は男性型という名称ですが、女性にも起こりうる症状です。女性がこの症状になった場合には、男性のようにM字型に抜け毛が進行することは稀で、多くの場合頭頂部の一部などが薄くなります。

男性型脱毛症が起こる原因は男性ホルモンの分泌が大きく関係していると言われていますが、男性ホルモンの中でも特に脱毛症に大きな影響を与えているとされているのが、テストステロンやジヒドロテストステロンという物質です。このジヒドロテストステロンは縮めてDHTという名称で呼ばれることもありますが、髪の毛の抜け毛に大きく関係しているとされているのはジヒドロテストステロンの方で、このホルモンはテストステロンが体内に存在する5α還元酵素という酵素の働きにより生成されます。
ジヒドロテストステロンというホルモンが体内で分泌されるだけでは抜け毛は進行しないのですが、このホルモンが男性ホルモン受容体に受容された時に、抜け毛に大きな影響を与えます。この受容体のことをアンドロゲンレセプターと呼んでいて、この受容体が体内で多く作られるような体質を遺伝した場合に、髪の毛の抜け毛が起こりやすくなっており、これが抜け毛が親から遺伝することの主な原因となっていることも知られ、この遺伝子はX染色体の上に存在しているので、母親の家系から遺伝します。アンドロゲンレセプターは髪の毛の根本にも存在するのですが、この受容体がジヒドロテストステロンを受容した時に、髪の毛が抜け落ちやすくなり、十分に成長する前に抜けてしまうことからヘアサイクルの異常を誘発し、薄毛になりやすくなり、また男性型脱毛症の原因としてはその他に、インスリン様成長因子1も関係しています。この物質は特に頭頂部の抜け毛に大きく関係してることが研究で明らかになっています。
男性型脱毛症の治療方法に関しては、これらのホルモンの一連の作用を阻害する必要があり、そのために使用されているのが、5α還元酵素の生成を阻害できる働きを持っている薬で、そうしたものの中で特に広く使用されているのが、フィナステリドです。フィナステリドは主にタイプ2サブタイプを阻害する働きを持っています。

男性型脱毛症であるかどうかは検査により確認することもできますが、そうした検査の一つにDNAの配列を解析する方法があり、それによって薬の効果と、薄毛になる可能性を調べることができます。髪の毛の薄毛はDHTが髪の毛の根本のアンドロゲンレセプターに受容されることで起こりますが、人によってはこの受容体が特殊な形状となっていて、DHTを受容しにくくなっており、そのような人は薄毛になる可能性が低いとされていて、DHTを受容しにくい人のアンドロゲンレセプターの特徴は、受容体の表面を覆うような遺伝子の配列の繰り返しが多いことで、これらの遺伝子は同じ遺伝子が三つ繰り返されて生成されていることから、cagリピートと呼ばれていて、繰り返しが多くて長さがあるほど、体内でDHTを受容しにくくなります。

ハゲの症状の種類「脂漏性脱毛症」とはどのような症状か

薄毛や抜け毛の原因には色々なものがありますが、一つではなく複数の要因が複雑に絡み合って症状が現れていると言われていますので、対策を行いたいと考える場合には幅広い面からアプローチしていくことが大切です。
その中の一つに過剰皮脂分泌というものがあり、毛母細胞の働きに影響を及ぼすほどの皮脂を分泌してしまう症状があるのですが、この症状にはホルモンのバランス異常や外的環境などいくつかの要因が考えられており、季節によっても変化が生じるためにケア方法をこまめに見直さなければなりません。
皮脂の過剰分泌をそのまま放置してしまうと、皮脂が酸化して雑菌が繁殖しやすい状態になり、免疫が低下した時に毛穴が化膿してしまうこともありますし、化膿するまでには至らなくても赤みを帯びた炎症を引き起こすケースもありますので、皮膚の正常な常在菌以外はきちんと毎日のシャンプーで洗い流すように心がけることが大切です。

過剰皮脂分泌には、男性ホルモンの分泌が増えたり湿気の多い季節であったりと様々な要因が関係していますが、思春期の世代が発症するケースでは精神的不安定要素が引き金となって症状が引き起こされることもあります。
もちろん、不規則な生活習慣が絡んでいるケースもたくさんあり、その場合には日頃の生活習慣を改めなければ症状の改善は望めないのですが、炎症が酷かったり皮脂分泌が多すぎるせいで日常生活に支障をきたすようになったら、生活の改善とともに適切なケアを行わないと髪の毛の健康を損ねてしまいます。
自宅で行えるケアとしては、シャンプーの際に必要な皮脂は残しながら余分な皮脂や汚れをその日のうちにしっかりと落としたり、皮脂の分泌を抑制してくれる成分を含む育毛剤を塗布することなどが有効です。
炎症を起こしていたり、化膿している箇所が見られる場合には、できるだけ負担のかからないケアに徹して様子を見てみるようにし、万が一症状が長期間治まらなかったり、かえって悪化してしまったりする場合には、医療機関を受診して適切な治療を開始する必要があります。

過剰皮脂分泌の治療方法に関して覚えておかなければならないことは、炎症や化膿の原因となっている皮脂汚れをきちんと除去して頭皮を清潔な状態に保ちながら、皮脂の分泌量もコントロールしていかなければならないという点です。
実際の治療には外用抗真菌剤やステロイド、抗ヒスタミン剤、ビタミン製剤などが使用され、一定の効果が認められている漢方薬が処方されることもあります。
外用抗真菌剤は、通常誰もが保持しているが皮脂の多い部分で増殖すると皮膚炎を引き起こしてしまうマラセチア真菌を退治し、ステロイドにはマラセチア真菌を退治する作用はありませんが、炎症のひどい部分を強い作用で鎮めることができます。
抗ヒスタミン剤は内服薬であり、かゆみや炎症の強い場合に処方されることが多く、ビタミン製剤はビタミンB群の作用を利用して皮脂代謝が正常になるように促します。
症状が比較的軽い場合には、抗ヒスタミン系外用薬や外用ステロイド、抗真菌剤の含まれているシャンプーなどの市販されているもので改善されることもあるのですが、ケアを続けているうちに症状が悪化してしまったら急いで医療機関を受診して医師の判断を仰がなければなりません。
皮脂の分泌量には元々個人差があり、一度治療をして治ったにも関わらず何度も再発してケアを行わなければならない事態に陥ってしまう人もいるのですが、皮脂の分泌量を正常な状態に戻すためには体の内側と外側からの両方のアプローチが必要であり、医療機関を受診するということ以外にも日常生活を見直すなどの対策が必要となります。

女性に起こりやすい、ハゲの症状の種類「瀰漫性脱毛症」とは

瀰漫(びまん)性脱毛症は女性が最も発症しやすい脱毛症の一つですが、男性に多い「男性型脱毛症(AGA)」の女性版で「女性男性型脱毛症(FAGA)」とも呼ばれていて、その主な原因は加齢や生活習慣の乱れなどがあります。女性特有の薄毛の瀰漫性脱毛症は正しい対策をすることで男性の薄毛よりも改善しやすいのが特徴で、その対策を詳しく見ていきましょう。

瀰漫性脱毛症を発症する女性が増えていますが、その原因はいくつかあります。例えば加齢や「出産・経口避妊薬(ピル)」の使用が原因で髪を元気にする役割のある「エストロゲン」という女性ホルモンの分泌量が減りホルモンバランスが乱れることで髪が次第に弱くなってき、放置すれば抜けてしまいます。薄毛が気になっている人にとって加齢が原因の場合はやむを得ませんが、出産・経口避妊薬(ピル)の使用は最小限にとどめるようにしたいですね。
次に「ストレス」は健康だけでなく髪にも悪影響を及ぼす恐れがありますが、そもそも私達はストレスを受けると体が硬くなりますが、これは全身の血流が悪くなっている証拠で、体の先端にある頭皮の血流は最も悪くなりやすく、育毛のために重要な酸素や栄養素が運ばれにくくなるだけなく、ストレスにより自律神経の働きが乱れるため頭皮に皮脂が分泌されやすくなります。更にストレスが原因で「ヘアサイクルの乱れ」を生じさせることもあり、本来は抜けるべきでない「成長途中の太い毛」が抜けてしまうなどの悪影響もあり、ストレスをなくすことは無理でも毎日10分だけでも自分のための時間を作ってストレスをためないようにすることは可能だと思います。
更に喫煙や睡眠不足のの習慣がある人にとって、まずは運動不足やタバコに含まれているニコチンには全身の血管を収縮する作用があり頭皮の血流も悪くなること、またニコチンをはじめとした有害物質が育毛にとって重要な栄養素を破壊してしまう作用があるため、髪にはよいことではありません。髪と健康のためにもタバコはすぐにやめること、そして運動をする習慣をつけることが好ましく、できれば毎日20分程度のウォーキングやサイクリングなどの有酸素運動が好ましいのですが、例えば毎日エレベーターを使う所を階段にしてみたり、毎日車で行く所を週に何度か自転車にするだけの工夫で十分に運動になります。
そもそも瀰漫性脱毛症は最初は「髪にコシやツヤがなくなってきた」と感じ始め、次第に分け目やつむじ周囲の薄毛が広がって、最終的には男性のAGAのようにツルツルになることはなく頭皮が透けて見えるまでになるため、ここまでくる前に生活習慣の見直しや必要であれば女性用の育毛剤を使うこと、そして病院で治療を受けることも重要です。
病院は皮膚科、内科、女性の場合は婦人科でも相談できる所と、薄毛治療を専門に行っている病院も増えてきていますが、それぞれの病院の治療方法に関して違いがあり、専門病院以外では「これ以上抜け毛が増えるのをストップさせる」ための治療が行われ、2~3か月に1度の通院で1回1万円程度、専門病院では「抜け毛をストップし、新しい毛を発毛させる」ための治療が行われますが、1か月に1度の通院で2万円程度だと思っておいたほうがよいでしょう。瀰漫性脱毛症も初期の人であれば一般的な診療科でも治療は可能ですが、症状が進行した人は専門病院を受診することをおすすめします。

瀰漫性脱毛症には上記のような症状と対策がありますが「以前と比べると髪にコシがなくなってきたかな」と感じ始めた時点で生活習慣の見直しから対策を始めると症状は改善しやすいため、ぜひ今日できることから対策を開始していきましょう。

ハゲの症状の種類「粃糠性脱毛症」とはどんなものか

ハゲの種類にはさまざまなものがあり、原因も違えば対処法も変わってきますので、脱毛が気になるときにはそれがどのタイプの脱毛症なのかをきちんと見極めなくてはなりません。たとえば女性ならば出産をしたあとに急に抜け毛が増えてくる産後脱毛症がありますし、毎日同じ髪型をしていたり、分け目をずっと同じ位置にしていることからハゲができてくる牽引性の脱毛症もあります。その中で、菌の繁殖によって毛根の部分が炎症を起こし、それが原因で髪の毛が抜けて行ってしまうタイプの脱毛症を、粃糠性脱毛症と呼びます。(びこう性脱毛症と読みます。)

粃糠性脱毛症は、原因や対策は脂漏性の脱毛症と似ていますが、ホルモンのバランスに異常が起こることなどでたくさんの皮脂が頭皮に分泌されてしまい、ホコリなどと一緒になり毛穴で固まってしまい毛穴をふさいでしまうことで毛根のあたりにどんどん菌が繁殖してしまい、頭皮の角質異常が起こりますので、最初にフケ症が起こりますが頭皮の環境が頭皮の角質異常によって悪循環に陥っているとなかなか改善されずにフケのみならず脱毛となって抜け毛がどんどん増えてしまいハゲとなってしまうのです。
これはホルモンのバランス以外にも引き起こされる要因はあり、たとえばシャンプーや整髪剤によるもので、たとえばシャンプーの脱脂力が強すぎるために余分な皮脂ばかりではなく必要な皮脂までを取り去ってしまうことで頭皮が余計に皮脂を分泌するようになったり、シャンプーやリンスのあとにしっかりとすすぎを行わなかったことで成分が頭皮にのこったままになり、それが原因で毛根に炎症をきたしたり、皮膚に合わない整髪料をたくさん使い続けることによって頭皮の角質異常につながることもあります。
また食生活の面でいえば、フケ症になりやすいのは整髪剤 など外的要素のみならず、ビタミン不足も挙げられ、とくにビタミンA、B1、B2が不足していたり、睡眠不足や不規則な生活、あるいはもともとアレルギー体質であることなどでも発症しやすく、血中の免疫グロブリンという抗体が関係しているともいわれています。

このような原因で起こる粃糠性脱毛症に心当たりがあり、フケ症や抜け毛が実際にあるときには、髪の毛をはやそうとおもって育毛剤などを自己判断で使っていてもなかなか改善することはないので、治療方法に関しては、ステロイド剤の投与について医師と相談するのもおすすめですし、日ごろからできるケアもあるので自分でできる範囲で取り入れてみるのがよいでしょう。
もともと頭皮には常在菌が存在していますが、これをむやみに取り去ってしまうほどの強い洗浄剤でのシャンプーは控えたほうがよいので フケが気にならないよう、保湿も同時にできるようなシャンプーやコンディショナーに切り替えたり、シャンプーをするときにはゴシゴシきつく洗うのではなく、泡をつかって優しく洗うようにして頭皮に余計な刺激を与えず菌の繁殖や炎症をこれ以上助長しないように注意することもたいせつです。フケがあるとどうしてもしっかり洗って取り去りたいといった欲求に駆られるかもしれませんが、洗いすぎは禁物なのでていねいな洗髪をこころがけましょう。
そしてビタミンを多く含む食べ物、とくに粃糠性脱毛症のひとはB群が不足しがちなので、大豆類を積極的に食べたり、なるべくスナック菓子や脂肪分の多い肉食の生活は避けて、食生活にも気を配ることもわすれてはいけません。
粃糠性脱毛症になってしまっても、毛穴にある毛母細胞までダメになってしまっているわけではないので、適切な治療をしていくことでふたたび毛母細胞を活性化して髪の毛をはやすことは可能なのであきらめずに勇気をもって病院に行ってみるのが重要です。

女性も油断出来ない!ハゲの症状の種類「牽引性脱毛症」とは

脱毛は男性だけに起こる症状ではありません。女性にも様々な原因によって起こります。男女共に加齢やストレスで脱毛は起こりますが、特に女性に多い脱毛の原因の一つに、牽引性脱毛症があります。女性は髪の毛を伸ばしている事が多いため、必然的にポニーテールで髪を縛ったり、カチューシャで前髪を上げたり、ブラッシングをする機会も多くなります。時々ならまだしも、髪型やお手入れで髪を引っ張る時間が多いと、張力のダメージが大きくなり、毛根へ過度の負担がかかってしまいます。血行不良の原因にもなり、血行不良は白髪を発生させる事もあるので注意が必要です。また、若い女性の間では、エクステ(エクステンション)と呼ばれる付け毛も人気があり、これも毛根に編み込んだりして固定するので、毛根が重力で引っ張られ、毛根の負担が大きくなります。毛根の負担だけでなく頭痛の原因になりかねないので、お洒落も大切ですが、毛根に負担をかけ過ぎない範囲で楽しみましょう。しかし、ポニーテールやシニヨンなど髪型に関しては、習い事や仕事でやむを得ずしなければならない事もあります。バレエやスポーツなど、きっちり髪を固定しないと見た目だけでなく集中力を欠く事もあります。こういった場合は、やる事を終えたらすぐに髪をほどいて毛根を休ませてあげる事が大切です。ただほどくだけでなく、ほどいた後に軽く頭皮を指先でほぐしてあげると血行が良くなります。特に冬など寒い季節は血行不良になりがちなので、頭皮が冷たくなっていないか確認しましょう。張力のダメージによる脱毛は、かつてのアイドルや元劇団員が、テレビで体験談を話していた事があります。アイドルは当時流行っていたポニーテールで前髪付近が薄くなった事や、元劇団員は、衣装替えの度髪を強くブラッシングし続ける生活を続けたところ、脱毛が増え、おでこが広くなってしまったと話していました。つまり、牽引性脱毛症は年齢問わず、どんな女性にも起こりえる事なのです。しかし、日頃のちょっとした事で予防する事も出来ます。髪にバレッタやヘアピンなどヘアアクセサリーを付ける時は、時々位置を変えて、一箇所にばかり負担をかけないようにしましょう。また、ブラッシングをする時は、まず毛先のもつれをほぐしてから行うと、ブラシが通りやすくなります。くせ毛やパーマの人は、歯の間隔が広い荒めのコームも良いでしょう。スタイリング剤はムースなど固まりやすいものは、ブラシも通りにくくなります。手ぐしが通るような、ミルクタイプやクリームタイプも試してみましょう。エクステをする場合は、美容師に負担がかかりにくいものを相談してみましょう。または、クリップタイプで自分で外せるタイプも売られています。人毛ならナチュラルに見えるので、痛い時に自分で外せるような簡易エクステも検討してみましょう。既に脱毛してしまった後の治療方法に関しては、ヘアクリニックなど専門の機関に相談するのが有効です。美容室はシャンプーなどのアドバイスは出来ますが、脱毛の治療となると範囲外になります。クリニックでは育毛剤や内服薬、毛根に優しい専用のシャンプーなど、状態にあったものが適宜処方されます。また、食事面では、髪の毛を作る栄養素であるミネラルやたんぱく質などの摂取が大切です。海藻や卵などが挙げられます。ダイエット中に脱毛が増えるのは、栄養不足が原因である事が多いのです。ダイエットは脂質を減らして運動を併用させる方法で行い、髪の毛に必要な栄養素まで食事から減らすのはやめましょう。毛根も身体の一部であり、腕や足のように疲労する事を覚えておき、負担をかけ過ぎないよう注意しましょう。

ハゲの症状の種類「円形脱毛症」とはどんな症状?

「円形脱毛症」は、年齢や性別に関係なく起こる脱毛症で、一般的な男性型脱毛症(AGA)とは原因が全く違うため、異なった脱毛症として区別されることが多いですが、では一体円形脱毛症はどのような原因で起こり、どのようにケアしていけば良いのか、円形脱毛症の特徴などから、発症原因とケア方法を学んでいきましょう。

円形脱毛症は、通称「十円ハゲ」とも呼ばれ、頭に十円玉程度の大きさの脱毛箇所ができてしまう「自己免疫疾患の一つ」であり、この脱毛症はいくつかのタイプに分類され、それぞれできる箇所や脱毛症状に違いが見られます。
円形脱毛症ができ進行中の場合には、その部分の毛は簡単に抜け落ちてしまったり、毛がもろくなり抜けた毛の先端はカットしたかのように鋭くとがっていることが多く、患者の中には髪の毛や体毛の他に爪に横筋が入ったり、小さなへこみが無数にできる場合もあり、これは毛の性質と爪の性質が似ているからです。爪にこうした症状が現れたら、円形脱毛症ができている可能性もあるため、鏡でチェックしてみましょう。
円形脱毛症の種類としては、単発型・多発型・多発融合型・全頭型・汎発型の5タイプに分類でき、単発型は、円形脱毛症の中で最も多い症状とされ、初期症状では前触れなどは一切ないのにもかかわらず、頭部に丸く脱毛部分ができる状態をいいます。大きさは患者により様々ですが、大体十円玉程度の大きさが多く、脱毛が起こる前兆では、かゆみが起こったり大量のフケが生じたりするケースもあり、このような自覚症状が現れたら注意が必要ですが、単発型は60%の割合で自然治癒することが多いですが、一方で他のタイプに移行する場合もあります。
多発型は、脱毛箇所が2つ以上になった状態を指し、単発型が進行した症例でもあり、場合によっては脱毛箇所が結合して大きくなったり、髪の毛に限らず体中のあちらこちらにできる場合もあります。
多発融合型は、更にびまん性と蛇行性の2タイプに分けられ、びまん性は頭の全体部分で平均的に髪の毛が大量に抜け落ちる症状で、治りにくい難治性の一種で、蛇行性はその名の通り、蛇が這ったようにくねくねとした形に抜け落ちる症状を言い、特に幼児に多く見られます。
全頭型は、多発型が進行した状態で脱毛箇所がいくつにも重なってしまい、髪が全て抜け落ちてしまう症状を指し、近年女性に多く発症しており、また汎発型は、ひげ・すね毛・陰毛など全身の体毛が抜ける症状で、治癒の見通しが立たないため悪性円形脱毛症などとも呼ばれています。

これらの症状が起こる原因としては、本来ならば体を守るための機能である「CD8陽性Tリンパ球」が、毛根部分にあるメラニンに関連するタンパク質である自己抗原に、誤って攻撃することでそのタンパク質が自己免疫反応を引き起こすことで発症すると考えられており、その治療方法に関しては、セラファンチンと呼ばれるアルカロイド医薬品の内服・ブロック注射、ステロイド剤の局所注射や内服、免疫抑制剤、PUVA療法(紫外線療法)、局所免疫療法などがありますが、セラファンチン治療は日本独自の治療法で海外では採用されておらず、また免疫抑制剤はその効果が確立していないため、この治療のガイドラインでは推奨されていません。
円形脱毛症は、かゆみや痛みといった毎日の生活に影響を及ぼすことが少ない症状であるため軽視されがちですが、本人にとっては性別を問わずとてもショックが大きく神経症を患うこともあり、酷い場合には視線恐怖症や対人恐怖症、うつ病などの精神疾患に至るケースもあるため、頭皮の治療と共に精神療法なども並行して行っていく必要がある、決して軽視できない脱毛疾患です。

ハゲの症状の種類「抜毛症」とはとは一体何だろう

自分の髪の毛などを抜いたり折ったりしてしまう症状の事を抜毛症と呼び、これはトリコチロマニアとも呼ばれる病気で、頭髪だけでなくまつげを抜いてしまう事もあり、見た目にも大きな影響を及ぼしてしまう事が少なくありません。
実際には抜く手は利き手を利用する事が多いのですが、手の届く範囲を全て抜いてしまったり、抜き方によっては円形になっている場合もあるので、ぱっと見るだけだと円形脱毛症なのではないかと思われる場合もありますが、抜毛症だったという事も珍しくありません。
抜いてしまう毛はそれだけが一般的な毛よりも抜けやすい状態となっているわけではなく、通常しっかりと生えている毛と何ら違いはないため、きれいに抜ける事もあれば途中で切れてしまう事も多くいのですが、抜いている本人は意識して抜いているという訳ではなく、ただ何となく抜いてしまっているという事も多々あります。

抜毛癖(トリコチロマニア)の原因は人によっても違う場合もありますが、基本的にはストレスや不安ががその引き金となっている場合も多く、小学生や幼稚園児などに多くみられる症状と言われていますが、実際には大人にも発症する人がいるので、年齢や性別問わずこの症状となっている人も珍しく亡くなってきています。
また、抜く毛自体は髪の毛が一般的ですが、まつげや眉毛、さらにわき毛や陰毛などを抜いてしまう人もいるので、ぱっと見るだけではその症状が出ているかどうかわからない人も実際にはいる為、充分気をつけなければいけません。
一般的にはトリコチロマニアの症状が出ている場合は、爪を噛んだり指を吸ったり、さらにチックと呼ばれる症状が出ている場合も多く、思春期に急激にこの症状が出てしまう人もいます。

治療をする為には、精神科に行ってDSM-5を利用して検査を行い、本当にトリコチロマニアなのかどうかを明らかにする所から始め、その人の状態によってカウンセリング療法や薬物療法、行動療法などその人にあった方法を選び治療を進めて行く事になるのですが、それ程酷くない場合は周りの人がその人に対して自分で毛を抜いている事や体毛が喪失している事を指摘するだけでも改善する事も珍しくありません。
また治療法は色々とあるので、治療方法に関して質問がある場合や、分からない点がある場合、別の方法を試してみたいという希望がある場合などはそれを病院側に伝える事が重要です。
さらに現在ではN-アセチルシステイン投与する事によって抜毛癖自体が次第に改善して行ったという報告も有るので、その人の状態に合わせて適切な方法を選ぶという事が最も重要だと言っても過言ではありません。

男女比で見て行くと大体男性も女性もほぼ同じ割合の人がこの症状で悩んでいるというのが現状となっていますが、なるべく早い時点で気づく事、さらに必要な場合は精神科に行ったりして検査をしてもらう事で早期解決・改善が期待する事も可能です。
ただ前述した様に毛の抜け方によっては円形脱毛症に見えてしまう場合もある事、さらに円形脱毛症以外の脱毛症の可能性もあるので、髪の毛が抜けている、減っているからと言ってそれら全てが抜毛癖だとは限らないという事を知っておく事が重要となります。
またカウンセリングや投薬などで一度はトリコチロマニアの症状が改善した人も、何らかのストレスや不安などを感じた場合、再びその症状が出てきてしまう場合も珍しくありません。
症状が改善した後は何も気にする必要はない、もう二度と症状が出ないとは限らないので、できればストレス発散には心掛ける事と、何らかの不安を感じている場合は自分だけでそれを抱え込まないように相談する場所を予め作っておく等が重要となります。